弘法大師が杖をついて湧出させたという伝説が残る。その湯は今でも華報寺鏡内の共同浴場に湧き出ている。アトピー性皮膚炎に効果があると言われ、多くの人が訪れる。

無色透明、無味無臭のメタケイ酸含有の中性泉。肌にまとわりつくようなとろみ感が特徴。肌になじみがいいので、地元民が「お湯がいい」と言う小須戸地区の自慢の温泉。

出湯温泉と村杉温泉の中間にある温泉場。弘法大師が刻んだと伝えられる薬師如来に守られた天然のラジウム温泉で、神経痛や筋肉痛の改善に効くと言われている。

エメラルドグリーンのお湯が特徴。湯花が噴出し「咲花地」と呼ばれたことで咲花温泉と名付けられたとか。美肌効果があると言われる4条件中、3つを満たす欲張りな泉質だ。

炭酸成分が強く、体の芯まで温まり湯冷めしにくい露天風呂が自慢。特に冷え性の方や女性におすすめだ。鉄分とミネラル豊富な五頭の伏流水を使用した内湯も楽しめる。

全国有数のラジウム温泉（放射能温泉）。昔から「子宝・安産の湯」としても知られている。温泉宿のほかにも、共同浴場や薬師の足湯、飲泉も人気がある。

鉄分をたっぷり含んだ源泉は薬効が溶け込んだ赤褐色。別名「杖忘れの湯」と言われるほど効能が高い。健康増進や疲労回復の効果もあり、健康になれると評判だ。

五十沢集落には明治時代から湯治場があり、昭和3年に村人が温泉開発を手掛けて開湯した。湯温46度の源泉は、無色透明で無臭だが、淡い塩味があるのが特徴。

一軒宿、ホテル角神の自家源泉。白樺をはじめ、カラマツやブナ林に囲まれた大自然の中でくつろぐことができる。約41度の源泉は、さらりとした肌ざわりが特徴。

昭和60年に旧三川村が村営源泉として掘り当てたYOU＆湯ホテルみかわ（現在は日帰り温泉「寿の湯」のみ営業）の自家源泉。加温はせず笹濁りの源泉を楽しむことができる。

明治以前から湧く湯は「薬の湯」として親しまれてきた。源泉温度が13.3度の冷鉱泉で、夏には冷泉が楽しめ、熱い湯と交互に入れば爽快な湯上がりに。

トロリとしたお湯が特徴。肌に馴染み、潤いをもたらすので美肌の湯として親しまれている。唯一の温泉施設、清川高原保養センターは、地元民の憩いの場となっている。

奥阿賀の大自然の中に佇む小さな温泉地。まとわりつくような無色透明のお湯は、肌がしっとり潤う美肌の湯とも言われる。高血圧や動脈硬化にも効能がある。

狐火伝説が残る麒麟山のふもとにある温泉。阿賀野川を臨む高台の上にある2軒の宿には阿賀野川に面した露天風呂があり、温泉の湯船から清流を眺めることができる。